今週、iPhone に入れて試してみたりハマったり、気になったアプリケーションです。
※iPod touch / iPad でも動作するものもあり。
今回は、先週、東北地方太平洋沖地震がありましたので、緊急時に役立ちそうなものをおさらいさせて頂こうかと思います。
- iPhone では定番化しつつある緊急地震速報受信アプリ。賛否両論ありますが、日本の携帯電話のように至れり尽くせりの機能はないので、入れておいて損はないと思います。
個人的には震度3以上で警告表示するように設定していますが、そのあたりは自分の思うところにすればよいかなと思います。 - こちらも地震情報を受信アプリ。ゆれくるのほうが定番化しつつあるためあまりこちらの記事は見かけませんが、速度的にはこちらのほうが早い気がします。ただ、震度設定ができないなど細かいところが惜しいな。と思います。いずれも普段使うことはありませんがフォルダにまとめて入れておくといいと思います。
- iPhone にはラジオが実装されていませんので、3G 回線(Wi-Fi も可能)が生きている場合は、日本のラジオが聴くことが出来ます。さらに通常のストリーミングラジオよりも節電効果があるようです。音質に関して言えば聴ければ良いというレベルですが、緊急時には大変重宝しました。
- 懐中電灯アプリです。特に iPhone 4 の LED は実用充分な明るさを持っているので入れておくと通常も夜間などちょっとしたときに便利です。
いろいろ種類があるので基本的にはお好みでいいと思いますが、常時点灯と1パターンでも点滅するものがあれば相手側から識別されやすいと思います。 - ロープの結び方が多数載っているもの。いざというとき固結びと蝶結びしか知らないと困ることも多いので便利かもしれません。
- SoftBank の災害用伝言板に繋ぐアプリ。と言っても、アプリで実行しているだけで iPhone のブラウザで見れないわけではありませんので、なくても大丈夫です。が念のためと言ったところでしょうか。ちょっと残念なのは 3G 回線しか対応していないところ(この記事を書いている時点で)。その当たりの対応は謎です。
- 言わずとしれたメッセンジャー Skype (無料登録が必要)ですが、音声回線がパンク状態にあっても通信回線のほうはわりと繋がることが多いので、メッセンジャーでも安否を確認できる可能性が高まります。音声通話も可能ですが、緊急時にはトラフィックを抑えるため極力控えた方が良いのかなと思います。
個人的にはメッセンジャーであれば Skype へのこだわりはないのですが、iPhone や各主要のスマートフォンだと全世界標準といってもいいほどの Skype に自ずとなる。と、いった所でしょうか。今回、中国、その他諸外国の方々から頂いたメッセージも Skype ならびにほかのメッセンジャーからでしたので、何かしら友達、知り合い同士で同じメッセンジャーを入れておけば緊急時に役に立つのかなと思います。
Skypeにサインアップ - Skypeアカウントにサインアップ※無料登録はこちらから。 - 天気予報アプリ。これも自分の普段使い慣れたものであれば好みでよいと思います。季候の良い季節はさほど心配ないと思いますが、寒い冬や暑い夏は季候による対策もかなりシビアになると思いますので。
あとは1時間ないし3時間毎の予報が表示できるものがいいかなと思います。予報時間も直近と言うこともあり当たる確率は高いことが多いと思いますし、時間による変化がわかると対策もしやすいかなと思います。 - このアプリを紹介するのはギリギリまで迷いました。アプリというよりは Twitter 自体なのですが、いい人をフォローすれば情報収集に凄く役に立ちましたし、実は私の仕事場にはラジオやテレビはなく自動的に入ってくる外部の情報がなかったので、地震も津波情報を第一に知ったのはツイッターのタイムライン(パソコンのクライアント)でした。
ただ、ある程度情報がまとまってくると、今後はそれに対する不平不満、問題提議や今、呟くことではないだろう。ということもどんどん入ってきてしまいます。実際に被害に遭っていない私は無視していればいいだけですが、もしそれを被災地で見ていたら。。。。と、思うと、きっとつらさに拍車をかけるんじゃないかな。と思いました。なので、Twitter アプリというか、ツイッター自体は情報収集にはいいと思うのですが、それ以上の情報過多になると思うので、うまく自分の中でフォロー、フィルタリングできる人はツイッターを使っているといいのかなと思いました。そのため、便宜上、公式 Twitter を紹介していますが、これからツイッターを使っていこうという人は、自分の好みのクライアントを捜してもらえればいいと思います。
直後の掲載は実は迷っていまして、2、3日様子を見てから実際の状況の中で使ってからの方がいいのかなと思い、後で紹介することに決めました。そして、この記事を書けただけでの余力がある現状にも感謝しなくてはいけませんね。
まだまだ他にもあると思いますが、実際の状況で使って見たのはこのあたりでした。