3rd iPhoneことiPhone 3GSにはパソコンなどをインターネット接続できるデザリング(モデムの役割をする)機能が標準で提供されたわけですが、発信国である米国AT&T同様、日本でもその機能の適用は、かなり期待薄のようです。
詳細は、Impressの記事や株主総会の動画を見て頂くとして、その主な理由は、やはり収益にならないからのようです。
実際の所はわからないにせよ、1セグや絵文字機能対応など、日本独自の文化機能をApple(iPhone)に付加価値として提供してくれた孫社長の言われることなので、ここは信じたいところです。
個人的には、7M回線で月額(定額)/1諭吉(通信費のみ)が上限なら、加入してみたいです。今(3G)の速度だとiPhone単体でもストレスになってしまっているので、デザリング云々より、高速化の方をお願いしたいところです。
26日に発売される「iPhone 3GS」について問われた孫氏は、既に入手したというiPhone 3GSを胸元から取り出し、「すばらしい」「これはたまらない」「こんないいものがあるのか」などと褒めちぎった。同氏によれば、iPhoneの販売数はこの1年間で尻上がりに伸びており、ほぼ毎月販売数で1位を記録しているという。同氏は、使いこなすために3週間ほどかかるとした上で「どんどん愛着がわいて、二度と普通のケータイには戻れない」と語った。
「iPhone 3GS」では、モバイルルーター機能をサポートしており、パソコンなどのモデム代わりに利用できる。しかし、この機能は国内では非対応となっている。質疑応答では株主が、同機能を非対応としたことについて意見した。
孫氏は、iPhoneユーザーは通常の携帯ユーザーの10倍ネットワークを使うと語り、さらにパソコンのモデムとなれば、100~200倍の使用率になるとした。「1ユーザーが100倍のネットワークを占拠しても収入は上がらない。通信料金が青天井なら我々も提供できる。ほかの機能で楽しんで欲しい。イー・モバイルのように100数十万ユーザーならば、客が少ない間はかなり余裕があるが、我々は2000万ユーザーなので他のユーザーに影響が出てしまう」と説明した。